タツノオトシゴ

わたしの外は空っぽでわたしがたくさん、積載物があふれていることをタツノオトシゴに教えてもらう。
世界はいつも空っぽでわたしのわたしはいつだってあふれている。
世界にわたしを探してみてもあるはずはない、空っぽだから。
わたしはいつも不安で、外に大事なことを探しては失望することに慣れっこだった。
わたしのわたしはいつだって、満されたなかにいて、漂いながらもわたしのわたしで我慢強くわたしを見守り、わたしのそばで夢をみて、あくびをする。
そろそろと誰かの夢をみるのはやめて。
そろそろ自分のなかに良いことがあり、
あなたのなかに全ての種はあり、
始まりの始まりを待っている。
自分の外は空っぽで
あなたが踊る相手にしては、空っぽすぎるんだよ。
その内なる重さを思い出し、あなたの重さとともにあればよいのさ。

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