占星術ー人は内面と外界との関わりで分裂している場合がある。
私は今、プログレスの月が12ハウスを移動しています。
プログレスの月ってなんだ?ということで基本的な占星術のお話です。
占星術は、3つの時間、心の時間があり、その中で外界との関わりや自分自身、心の歩みを見ていく占いの手法です。
ネイタルホロスコープー生まれた時の星の配置
プログレスー心の動き
トランジットー今の星の配置。これは今誰かが生まれたとしたらその星の配置がネイタルホロスコープとなる。
ネイタルホロスコープにトランジットの星の配置が影響し、どのような感情、決意、行動、外界で起こるのかなどを読み解くのが占星術です。
年齢を重ねていくと、ある意味ネイタルホロスコープの影響の強さに驚きますし案外とその通りにいきているじゃないか!!
今回は、そのプログレスの月について。
私のプログレスの月は12ハウスを移動しているのですが、なかなかしんどいものだなと。お客様の話を伺っていると一種の鬱状態のようにもなるので、お仕事に邁進されていてもどこか辞めたい。どうしようと。会社などを興して人を雇われて成果も出ているのに辞めたいと。辞めるのは先と思ってひとまず続けられて、他の興味持つことに興味を持って過ごしてくださいとお伝えします。
12ハウスを移動しているということは、いずれは1ハウスに戻り、新しいスタートが訪れます。興味をもったことを新しく進めていく場合もあると思います。今までを整理して、新しくに臨むことになるのですが、12ハウスを移動中は外界への興味が減速しているので、新しいことへの興味も減速かもしれません。
辞めるかどうかは、新規スタートの時、その時にはまた改めてそのことを考えてくださいとお勧めします。もちろん他の星の配置や他の人との関わりで一度御破算することが必要な場合もあられると思います。
これは12ハウスという外界に興味のない自分。スピリチュアルなスペースに漂い。外界に興味が持てなくなるからです。それなりに辞めたいなんていう気持ちは日常茶飯事でもあると思います。
私もプログレスの月がだんだん東半球に入り進んでいくと、ブログとかあまりアップできなくなっている自分に気がつきまして、意識は活発化しているのですが、それを誰かとか何かに向かって放つという気分になれなくなっていました。
振り返ってみると約28年ほどでプログレスの月は黄道を一周します。それはトランジット的な意味ではないのですが。ならば28年前はどのような時だったかというと。今、生業にしている方向へとより進もうとしていたところで不確かなものを捨てて、よりもっと不確かな学びに進もうとしていた時でした。
私にとっては不確かなものではなかったのですが、社会、周囲から見るとなぜそのような勉強や学びをしようとするのかということは謎。間違った選択にも見えたかもしれません。
西暦2000年前、役30年ほど前ですし、スピリチュアルっていう分野はある意味本屋さんの本棚にしかなかったような。ムー的なものはありましたが、割とボディワークが入ってきて、アロマセラピーも本格的に知られてきた時分でしょうか。
ヨガの行者さんの本、コアな本でしかないような世界でした。
土星回帰の少し前あたりから土星回帰のタイミングでもあったので、色々なことが変化する時でもありましたし、自分自身の家族との関係で「自分が家族に対して思っているほど、家族は私のことは考えてくれてない」という判断を下した時あたりでもありました。
占い、ヒーリングなどをしていると家族縁があまりない、そういう方はたくさんいらしゃって、そういう方は案外と自立がテーマであるので、あまりそのことで悲しむための時間を取るのは筋が違うという場合もあられるでしょう。
12ハウスは昔では牢獄のような罪を背負っているようなニュアンスがありました。しかし、この12ハウスはスピリチュアルな広がりのある場所で、ある意味現生の様々な価値がリセットされた場所とも言えるのでしょう。
私はネイタルホロスコープの月も12ハウスにあり、どこか不確かさモードであり、水瓶座なので人間よりも自然界の存在や見えないものに親近感を得てしまっています。なんだかうまくいかないというか。
時々思うんです。社会の中にいても社会と並列であることが楽な人がいらっしゃると思いますし、あまり入り込めない。入りたいのに入れない。違う言い方をすれば寄せてもらえないような生き方になるなという方もいらっしゃると思うのです。
そうなれば無理に社会の立派な一員になろうとするよりも、どう不確かさの中で生きることを続けるかと考えた方がとても楽なのだと思います。
無理にね、笑わなくてもいいんだと思いますしね。
人は心と外界との関係性の中で分裂するもの
作り笑いでも笑顔を交わして安心した中で生活が続くのはとても素敵なことだと思うのですが、弾かれている、ハブられる気持ちで生きなくてもいいと思うんですよね。
社会の中でしっかりと生きている人でも、心はその環境、関係性から弾かれたり、弾いていたりもされる人もいらっしゃるので人は見た目通りではない。
プログレスの月が社会から雲隠れ気分で落ち気味なのに、トランジットで運が開いているなんてとてもしんどいだろうなと思います。割といらっしゃるので、人の用事ばかりしている気持ちになるのかもしれません。
しかし、そんなことがあるのが人生でもあるんですよね。
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